就職して半年が経つと大学生の頃に借りていた奨学金(借金)の返済が始まります。
ちゃんと会社に就職できた人、起業した人、就職ができなかった人さまざまな人がいると思います
今回は奨学金の返済に困ってる人、滞納してしまって責務回収会社の取立てを受けてる人向けに書いていこうと思います
奨学金とはなにか書いてる記事もあるのでこちらもご参考ください↓
ではいってみましょう!
返済に困ってる人の場合
社会に出ると一定の労務の対価として給与が支払われるビジネス社会に身をおくことになります
そこで新卒や中途で新たに入った人は大抵20万前後しかもらえません
20万円といっても総支給額なので税金等が絡むことによって最低2~3万は国に持っていかれます
そこから家賃やら食費やら生活費、奨学金返済・・・ほとんど使えるお金が残りません
まずは返済が難しい方向けから過程を順番に書いていこうと思います
減額制度を使う
毎月1/2,1/3なら払えるからそれで勘弁してという制度
ただ、毎年申請が必要
支払い猶予制度を使う
本当に払えなくて苦しいからお金たまるまで待ってくれという制度
返還に関する共通点
- 毎年申請が必要
- 猶予などには限界がある
滞納していった場合・・・
滞納1ヶ月目
「やっべぇ・・・今月使いすぎて奨学金振り替えできないじゃん・・・」
こういう方は実際多いです
まずはじめは勧告という名の「来月2か月分引き落としますね♪」とだけ電話がきます
1回目なら「すみません」で済みます
滞納2ヶ月目
「またやっちまった・・・」
1回目の電話では易しかった電話の方が一気に冷たくなります
なぜなら最終警告だからです
後1回やってしまうと信用なしと言う烙印(有効期間10年程度)を押されてしまうからです
滞納3ヶ月目
「とうとう3回やっちまった・・・」
ここから学生支援機構の報復処置が開始されます
妥協してくれないかと電話しても無駄です
相手の本当の正体は奨学金と偽っている貧困民をターゲットにしてそこからちょろまかした
利息でやつらは飯を食っているからです
ちなみにここでいう機構の理事長の給与知ってます?
89万~100万ですよ?しかも月額!
ふざけてますよね!
低所得民を食い物にしてるまさに悪魔!
なんとおぞましい生き物でしょう・・・
Yahoo知恵袋や教えて!gooなどに借りなきゃいいだけとかよく言う人いますけど
大卒のブランドが現代社会において影響が大きすぎるから借りてまでいかないと
ろくな就職先(特に大手)がないのが現状です
まぁ勝ち組のひとたちは「パパ・ママのコネや力を借りてうまく潜り込むみたいだけどw」
↑ごめんね
妬んじゃうんだよね借りてる側からするとw
高卒でも一応大手の道はありますがかなり門が狭いです
さて・・・本題に戻ります
報復処置の方法は具体的には3点あります
- 責務回収会社に業務委託がなされ、取立てが始まる
- 支援機構から自宅や携帯だけでなく両親、仕事先に電話がいく
- 滞納ペナルティとしてさらにお金が上乗せされる
まぁ自動車事故(物損系)とあまり変わらないですよね
- 民事的責任⇒メインはお金
- 行政的責任⇒信用機構にブラックリスト入り
滞納4ヶ月~8ヶ月
この間は基本的には取り立てと電話がメインで雪だるま式に延滞金がつのっていきます
特にコメントすることはありません
滞納9ヶ月目
ここからは裁判所が介入してきます
まるで●HKの複雑にしたバージョンの取立ての仕方ですよねw
具体的処置は2つ
- これ以上滞納すると法的処置にでるという行政的・民事的責任においての最終警告
- 財産・給与の差し押さえ・凍結
- 保証制度にも変わるが責務の移動
保証制度によると書きましたが具体的に書くと・・・
- 連帯保証人
申請時に書いた親族に支払い義務(責務)が移りますしかも一括です
- 機関保証
保証人代理会社に責務が移り一括返済がなされ、今度は保証人代理会社からの取立てが開始されます
ここで支援機構からの介入はなくなります←最低ですよねwwww
日本の未来のためにといっておきながら次々と金を巻き上げていく・・・
えぐいな学生支援機構^q^
責務移動後・・・
まだ修羅場が続きます・・・
連帯保証人の場合
親族からの風評被害、民事的控訴の可能性がでてくる
まぁそうですよね。返せるから信用して書いてるんだから
機関保証の場合
支援機構からの取立てがなくなった変わりに保証人代理会社から責務回収会社に業務委託がされ
これまで以上に取り立てが激しくなると思います
なぜなら、大半がヤクザを使ってくるからです
想像しただけでも恐ろしいですよね
ここまで来てしまったらもう最終手段を使うしかありません
返済できなかった末路・・・自己破産申請へ
自己破産とは、債務者が経済的に破綻することで、既に弁済期にある全ての債務が債権者に対して一般的・継続的に弁済することができない状態にあるときに、本人などの申立て権者が裁判所に申立て、裁判所が選任する破産管財人に債務者の財産を包括的に管理・換価[5]、また総債権者に公平に分配してもらうこと[6]で、経済的破綻状況から離脱することをいう[7]。日本では、破産法により、破産について非懲戒主義(公法上での資格制限を科すなどの建前上の不利益を否定すること)[8]や免責主義(破産者の責任、特に債務について、原則としてその責任を免除すること)[9]を採っている[10]。
wikipediaより
要約すると・・・
- まず家財品から金になりそうなものをすべて回収
- 競売にかけられ換金
- 最低限のものとお金以外すべて回収
これらの処置が終了すると晴れて借金0に戻ります
ここで気を許してはいけません
自己破産はそうそう毎回できるものではないです
借金0になったからには最低限の生活をしつつ今後の財形を考えていかなければならないからです
ご利用には計画的に・・・
同じ事を2度起こすと日本社会においてはろくでなし扱いされる暗黙の了解があります
なので、借金をする際は返せるめどがちゃんとあるかを確認した上で借りるようにしましょう
まとめ
- 奨学金は借金(勝ち組の食い物)
- 返せない場合責任の重さ
- 破産した後の責任の重さ
- ご利用は計画的に
いやぁ・・・ホント長かったですね
本記事では奨学金はとても怖いもので生半可な考えで借りてると簡単に逆に食われるということ
借金は種類問わず危ないよということをお伝えできれば幸いです
最後まで読んでいただきありがとうございました!