大学進学において【2人に1人】が奨学金を借りている時代です
それはなぜか?それは日本の就職活動と関係しています
現役高校生たちの70%以上が進学する時代です
中には経済的にお金が払えない家庭育ちの方も多いでしょう
そこで進学するのにお金を貸す機関⇒独立行政法人日本学生支援機構が出てきます
今回は身近になった日本学生支援機構奨学金の種類と保証制度、メリットとデメリット
を私自身の返済状況を踏まえて紹介します
奨学金の種類
みなさんはお金を他人から借りたことはありますか?
まれに貸してもらった際に10%利子つけてかえしてとか+αを求められたことはわりとあるはず
本題に入りますが、奨学金には給付型と貸付型があります
給付型・・・返済の必要がないお金(大会とか上位になるとよくもらえるお金です)
貸付型・・・借りるからには返すお金(今は貸してあげるから出世して返せっていうお金)
さらに細かく分けると無利子型・有利子型があります
無利子・・・利子なしで貸してあげますよっていうお金
有利子・・・借りた分の何%かを上乗せして返してくれるなら貸してあげますよって金
受けられる難易度として給付金>無利子>有利子となります
※留年をすると1年間停止され、2回留年すると奨学金は廃止されます
次に受けられるための条件を説明します
各奨学金を受ける上での条件
繰り返しになりますが難易度として給付金>無利子>有利子となります
給付金・・・在学中に残した成績で優秀な成績を収めたor入試で上位数%にはいった人
無利子・・・一定評定平均以上でなおかつ他人に比べて優れているものを持っている人また、家庭の財状でどうしても苦しいひと
有利子・・・何か問題を起こしてない限り借りられる⇒まぁほぼ全員
つぎは金利について説明します
借りる上での金利は???
有利子の中には利率固定式とい利率変動式というのがあります
利率変動式・・・日本経済における状況によって毎年利率の見直しが行われ、景気がよければその分減り、その反面景気が悪くなれば返すお金も増える変動式
利率固定式・・・奨学金を申請する年の利率が返還完了までずっと同じ金利で変換する方式
結局どっちがいいのかと疑問に思うかと思います
どちらにも考え方によって変わってくるため例を踏まえて説明します
利率固定式の場合これから経済はよくなる!とかニュースでいわれている場合は景気が比較的いいので少しリスキーですがこちらのほうは返す金額が減る可能性も残っているので魅力的です
また、利率固定式の場合返還する金額は変わりませんが毎年引かれる金額が固定されているので今後のライフイベント(住宅ローン)など組む際に先が読めない利率変動式よりもお金の今後の計画を立てる上ではいいと私は考えます
つぎは奨学金を受ける上での保証制度について説明します
奨学金を借りる上での保証制度について
奨学金を借りる上で第三者の信用保証をたてなくては奨学金を借りることができません
その保証制度は2種類あります
1つ目は連帯保証人制度
2つ目は機関保証制度
それぞれのメリットとデメリットを説明していきます
連帯保証制度・・・これは第一血統=親以外の人に借りる本人が返せなかった場合私が返しますよという制度で機関保証制度と違って月7000円くらい安いです
連帯保証の場合仮に返せなくなった場合基本親族に請求が行くので最悪自己破産によって支払い義務が移ったとしても社会的風評被害は最小限で抑えることができます
しかし、同時に親族たちからの扱いは相当ひどくなり、最悪事件になったりすることもあるので注意
機関保証制度・・・第三者信用機関に一定額を支払うことで保証人代理を立てることができる制度
こちらはデメリットのほうが多く大変です
1つ目は毎月7000円返済金額が上がること
2つ目は仮に払えなくなって自己破産した場合学生支援機構からの取立てはなくなりますが肩代わりした保証会社からの取り立てに切り替わり、社会的信用と同時に最悪サラ金(いわゆるヤクザ)に追い立てられることになります
共通するデメリット・・・どちらにしても3ヶ月以上滞納してしまうと個人信用機構にブラックリスト入りするのでクレジットカードはもちろん、ローンでさえも組めなくなってしまいます
つぎは滞納または自己破産した後どうするのか説明します
滞納または自己破産した後・・・
滞納していくとまず支援機構から電話やらお手紙が届きますいわゆる催促状です
滞納すると毎月送られてきて半年無視すると裁判所からの最終通告がきて財産・給与がすべて凍結されます
ここまできたら自己破産するしかほぼ道はないです
※ここでは親に頼るという選択肢は捨てたほうがいいです
これにより金目関係はすべて国が押収して競売にかけられます
しかし、生活最低限のものと金は残してくれるのでこれにより責務整理完了となり、再スタートになります
続いて・・・私自身の奨学金について話したいと思います
私の場合・・・
いやぁ・・・ほんとに怖いですよね奨学金・・・
私も●●●万円借りてて今毎月3万ずつ返してますが、いまの若手の給与20弱じゃほぼ生活
できないです
私立大学だったので年間かかる金と入学特別金合わせたら500万超えますもんwwww
ですが・・・何とか切り詰めて生活するうえでお金のやりくりには多少なれました
しかし・・・毎年送られてくる返金状況表みるとため息しか出ませんw
それでは最後にまとめはいります
まとめ
- 奨学金とは何か
- 奨学金の種類(金利と保証制度)
- 返せなかった場合どうなるか
- 私自身の奨学金返済状況
今回の記事では日本学生支援機構による奨学金とはなにか・・・そして返還しないとどうなるかまでご紹介してきました
みなさんいかがでしたでしょうか?今の時代大手仲良しクラブ(経団連)も終身雇用崩壊
といってる時代です
もしあなたがそれでも奨学金を借りて大学にいく場合これだけは覚えておいてほしいことがあります
1つ目は奨学金は自身の借金(足かせ)になるということ
2つ目は終身雇用が崩壊した今自分自身が大学に通ったとしてそれに似合うスキル・就職先に希望の光を見出せない場合、あまり借りてまでいく必要はなくなってきてこれからはスキルを持った人間がこの社会で生き残っていくこと
これらは私個人の意見なので真に受けず参考程度にとどめて頂き、自分の人生をどうしたいのか考えてほしいということが伝えられればなと思いました!
続編も書いてるのでよかったらみてくださいね!↓
最後まで読んでいただきありがとうございました!